セラピストが有料noteを販売するのってどうなの?
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近年、有料noteを販売するセラピストが増えてきました。
1記事ずつ販売するのもあれば、月額500円の定期購読マガジンなどもあります。
僕が新人の頃は、勉強すると言えば
・セミナーに出る
・教科書を読む
・論文を読む
等しかなかった為、
本当に色々な手段で情報を得ることが出来るようになったなぁと
しみじみ思います。
しかし一方で
若手のセラピストが有料記事を販売するのはどうなんだ?!
お金儲けに走るんじゃない!
でたらめな情報を流すんじゃない!
等といった声もあり、
セラピストが有料noteを販売することについては議論が分かれており、
Twitterでも度々議論になっています。
そこで今回は、
・セラピストが有料noteを販売する事について私はどう考えているか?
・それは何故か?
について書いていきたいと思います。
是非最後までご覧になっていただき、ご意見いただければと思います。
目次
セラピストが有料noteを販売することについて
結論から申し上げると、僕は賛成です!
それは何故かというと、
①どんな情報を信じて、どう使うかは「購入した側の問題」
②売るためにはどうすれば良いか?が勉強になる
だからです。
順番に説明していきます。
①どんな情報を信じて、どう使うか?は「購入した側の問題」
上述した
でたらめな情報を流すんじゃない!
という事に関して言えば、「おっしゃる通り」と思うような情報も
Twitter上ではよく見かけます。
「たった5秒で全身の筋緊張が改善!」
「首を整えればすべて治る!」
など、
明らかにデタラメであると思えるような情報も沢山転がっています。
しかし、
それを正しい情報や有益な情報と信じて購入してしまう側にも問題があります。
臨床も人生もそんな簡単ではありません。
などという甘い言葉に惑わされて購入してしまう側にも問題は大いにあります。
そうは言っても、変な情報を信じて変な治療をするセラピストもいるでしょ?
そうしたら、患者さんが可哀そうだし、こっちも迷惑・・・
といった意見もありそうですが、
もしも職場の後輩が変な情報を信じて、
良く分からない方法で日々の臨床をしていた場合
我々がするべきことは
SNS上で「変な情報を有料noteで販売するな!」と発信するのではなく
その後輩に適切に指導することが大切です。
その方が患者さんの為になります。
あの有名なマザー・テレサは
「世界平和のために私が出来ることはありますか?」と問われ
「まず家に帰って、あなたの家族を愛しなさい」
と答えました。
セラピスト業界を憂うのであれば、
まずは目の前のスタッフや患者さんに関心を向けていくことが
大切かなと僕は思います。
次に
「まだまだ若手なのに有料noteなんて!」
という意見に関しましては、
「じゃあ、いつからならいいの?」
と思います。
10年目ですか?
20年目ですか?
仮に10年目としても、特に研鑽もせずに経験年数だけ重ねたセラピストもいますよね?
認定理学療法士を取ってからですか?
そんなこと誰も決められないですよね?
なので特に気にしなくてよいと思います!
ただし、
どこかのセミナーで教わった内容や本の内容をそのまま記事にして
有料noteで販売することは著作権の侵害になりますので絶対にダメです!
そう考えると、ある程度の経験や研鑽を積まないと
オリジナルの考え方を持つことは出来ないので、
有料noteのネタが出来たら書くというのが最良のタイミングかもしれません。
そしてそれを
参考になる記事だ!
と思うか
イマイチだなー
と思うかは購入した側の問題です。
そして、購入した人にとって価値のあるものでなければ、
そのnoteは沢山購入されることはないでしょう。
②売るためにどうすれば良いか?が勉強になる
お金儲けに走るんじゃない!
というような意見があるように
有料noteを書く=お金儲けに走っている
というようなイメージを持ちがちですが、
そもそも中々売れないと思います。
僕もブログでおすすめの書籍を紹介したりしていますが、
ほとんど売れていません(泣)
売るためには売るための勉強をする必要があるようです。
我々セラピストは、自分で仕事を取ってきたり、商品を売るといった経験が皆無です。
それを勉強するためのモチベーションとして
有料noteを販売してみるのは良い手かもしれません。
多分、なかなか売れないと思います・・・
そして
若手がこんなに内容の薄い記事を販売しやがって!
とお怒りの方にも
是非一度有料noteを販売してみることを勧めます。
しっかりとした内容にして、
マーケティングも勉強して
許せないと思う記事よりも値段を少し安くすれば
そちらの記事が売れるようになって、
内容の薄い記事が売れにくくなるのではないでしょうか?
その方がみんながHappyになりますよね♪
ただし、絶対に大変だと思います。
まとめ
・どんな記事を買うかは、買う側の問題
・若手だからダメという事はない
・そもそも中々売れないんじゃない?
・売るための勉強をする為に一度書いてみても良いかも