知らないと騙される! 利回りの計算方法
皆さんこんにちは!
今回は利回りの計算方法についてです。
この記事を読んでいただくと
・利回りの計算方法が分かる
・学資保険などの金融商品がお得なのかどうかがわかる
・ぼったくりに騙されにくくなる
と思います。
本日の内容はこちらです。お忙しい方は、まとめだけでも読んでいただければと思います。
目次
利回りとは
利回りとは、元本に対する1年の収益をいいます。
具体的には、ある期間の収益を合計して、期間年数で割って、更に元の元本で割ると計算できます。
例えば
100万円分の株式(元本)の配当金(収益)として1年間に5万円貰った場合
5万円÷1年間÷100万円=0.05
パーセンテージに直して、5%となります。
100万円の株式(元本)の配当金(収益)として、1年目に5万円、2年目に5.5万円貰った場合
(5万円+5.5万円)÷2年÷100万円=0.0525
パーセンテージに直して、5.25%となります。
これが基本的な利息の計算方法です。
簡単ですよね。
次はもう少し複雑になります。
単利と複利とは
利回りには、単利と複利があります。
単利は、預け入れた当初の元本にのみ利息が付く方法です。
具体的に言うと
100万円を利回り5%で、運用した場合、
1年目 100万×0.05=5万円
2年目 100万×0.05=5万円
3年目 100万×0.05=5万円
といった感じで、毎年定額の利息を受け取ることが出来ます。
一般的な利息のイメージはこんな感じですよね。
複利は、元本に利息分を足したのを新しい元本として、次の利息を計算する方法です。
具体的に言うと
100万円を利回り5%複利で運用した場合の利息は
1年目 100万×0.05=5万円
2年目 (100万+5万)×0.05=5.25万円
3年目 (105万円+5.25万円)×0.05=5.51万円
という風になります。
この違い分かりますか?
複利で運用した方が、圧倒的にお金が増えていくんですよ。
3年だとあまり実感がわかないと思うので、20年で100万円がいくらになるのかを計算して比較してみます。
まずは単利は
元利合計(元本+利息の合計)=元本×(1+年利率×預入期間)
で計算できるため
100万円×(1+0.05×20年)=200万円
となります。
つまり単利で20年運用すると、100万円が200万円になります。
次に複利は
元利合計=(1+年利率)の年数乗×元本 で計算します。
(1+0.05)の20乗×100万円=2653297円
約265万円になります。
単利と比較して65万円も多くなるんですね!
かの有名なアインシュタインは
複利は人類による最大の発明だ
とまで言っています。
ちなみに、単利でも複利で運用する方法があって、
単利で出た収益を追加で投資すれば、単利であっても複利で運用することが出来ます!
まとめ
・利回りは元本に対する1年の収益をいいます
・単利と複利があって、複利の方が圧倒的にお金は増えていく
・単利で出た収益を再投資すれば複利で運用できる
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました
今日も事故に気をつけて行きましょう。