パワハラにならない指導の仕方　～まずはSBI情報を集めよう～

皆さんこんにちは！

 

本日は、パワハラにならない指導の仕方として、

SBI情報を集める

ことについて書きたいと思います。

 

今回の記事は

中原淳　著　「フィードバック入門」　PHP　ビジネス新著

を参考に書かせていただきます。

 

皆さんがこれまでに感じた理不尽だと感じる指導で、

 

「いや、それ私（俺）のせいじゃないよ・・・」

 

といった上司の勘違いで怒られてしますパターンや

 

「やる気がないって言われたけど、いつの事言っているの？」

 

といった何故指導されたかわからないというパターンありませんでしたか？

 

 

これらの指導って受ける方は本当に嫌ですよね！

 

これらの理不尽な指導を防ぐ方法が、

指導する前に情報収集を行う事であり、

 

なかでも

SBI情報を集める

という事なんです。

 

SBI情報とは何か？

 

SBI情報とは、

 

 

の事です。

 

この3点の情報を集めて、具体的に指導することが非常に大切なんです！

 

上述した

やる気がない！

と指導するケースでは、

 

先月、新規の担当患者さん取得数についてだけど（シチュエーション）

他のスタッフは10人以上担当しているのに対して、君は6人だったよ（ビヘイビア）

残業時間が増加しているスタッフもいるんだ（インパクト）

 

というように、具体的に何がダメだったのかを指摘することで、何を改善すればよいのかが分かります！

 

これが単純に

やる気がない！

という指導法であれば、

「自主学習時間が足りないということかな？」

とこちらの伝えたかった問題とはかけ離れた行動をとってしまうこともあります。

 

更に、上記の”新規の患者さん取得数が少ない”という指摘をした上で、

「何かあった？」

と聞くことで、部下からも情報を得ることが出来ます。

 

「いや、あまり考えてませんでした・・・すみません」

で済む場合もあれば

「実は、本当のこの仕事してていいか不安になっちゃってて・・・」

といった深刻な悩みを聞けて、部下が精神的に深刻な状態になるのを事前に防げるかもしれません。

 

しかし、以前記事でも書いたように

 

先月、新規の担当患者さん取得数についてだけど、どうなっているんだよ・・・

他のスタッフは10人以上担当しているのに対して、君はたったの6人だぞ！

これじゃ給料泥棒だ！

 

といった感じで、指導側の「主観」や「感情」が入った指導の仕方は、

指導された側の心を傷つけてしまう為、注意が必要です。

 

SBI情報はどうやって集めるか？

 

これについては、まるで刑事の事情聴取のように、問題が起きた時だけ情報を集めるのではなく、

常日頃から、部下の行動を観察し、情報を集めることが大切です。

 

そのために

・定期的に面談をする（なるべく頻回に）

・まめに声をかける

事が良いそうです。

 

日頃から面談を組んで話をじっくり聞いたり、まめに声掛けすることで、部下からの信頼も高まります。

信頼していない人には、なかなか本音は話してくれないものです。

 

また、「あの子の最近の業務態度が酷い」などの情報を得た場合には、

そのまま鵜呑みにはせず、必ず第3者の意見も聞く

事が大切です。

 

もしかしたら、「業務態度が酷い」と言っていたスタッフの評価が厳しすぎるだけで、

全体的にみれば、真面目に良くやっているかもしれないからです。

 

これについては、私も大きな失敗をしているので、是非皆さんもご注意いただければと思います。

 

まとめ

・指導する前には

S＝シチュエーション（Situation）

⇛どのような状況で、どんな状況の時に・・・・・

B＝ビヘイビア（Behavior）

⇛部下のどんな振る舞い・行動が・・・・・・

I＝インパクト（Impact）

⇛どんな影響をもたらしたのか。何がダメだったのか

を集める

・SBI情報を集めるのには、普段からまめにコミュニケーションをとる事

・第3者の意見もしっかり聴くこと

が大切になります

 

参考文献はこちらです

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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

今日も一日、頑張りましょう！