これだけは知っておいて!住宅ローンを組む際の注意点

皆さんこんにちは!

 

今日は住宅ローンを組む際の注意点について書きます。

 

以前、安易に住宅購入を焦らないで欲しいという記事を書きました。

家賃10万なら、家を買った方がお得か?

 

しかし、「マイホームを建てることが人生の夢だ!」

と思う方も多いと思います。

 

実際、僕もマイホームを建てる準備中です。

 

そこで今回は実際にマイホームを建てる際に避けては通れない

 

「住宅ローン」について、

 

「これだけは知っておいて欲しい」

という事を書きたいと思います。

 

住宅ローンは非常に高額なので、

下手をすると、破産する恐れもあるため

しっかりと勉強しておきましょう。

 

目次

➀安易にフラット35を選んではいけない

 

フラット35とは、

35年間固定金利で、お金を貸してくれるという制度です。

 

金利は基本的に変動します。

現在は、変動金利0.6%などという超低金利時代ですが、

今後20年30年と考えた場合は

金利が大幅に上昇してもおかしくありません。

 

なので、

固定金利にしてしまえば安心

しかも35年間も固定ですよ

 

というのがフラット35です。

 

しかし、ちょっと待ってください。

 

35年って長くないですか?

 

例えば32歳で家を建てようとなった場合、

完済するのは67歳となります。

 

それまで、住宅ローンを払い続けられますか?

 

特に60歳を超えてからの収入と言うのは本当に未知数です。

 

病気やケガで働けなるリスクも多くなってきますし、

職場のポストも若い人に譲るように言われ、収入が下がったり

早期退職を促されるかもしれません。

 

なので知っておいて欲しい事1つ目として

安易にフラット35で35年ローンを組まずに

しっかり返済期間を検討してほしい

という事です。

 

フラット35で、30年ローンや28年ローンというのも出来ます。

 

おすすめは、やはり60歳までには完済できることです。

 

➁払えるかどうか?で考えてはいけない

 

住宅ローンを組む際に、年収を聞かれます。

 

その年収から、

「いくらまでならローンが組めますよ」というローン限度額というものが提示されます。

 

「〇〇さんの収入であれば、3500万までは借りることが出来ます。」

 

と言った感じですね。

 

しかし、ローンは

いくらまで借りれるか?

月々いくらまでなら払えるか?

で考えてはいけません。

 

「いくらまでなら」という

限度額ではなく、

 

「いくらなら安定して払えるか?」で考えてください

 

限度額で考えてしまうと、

もしも収入が減るようなことがあれば、人生詰みます。

 

大袈裟ではなく、

現在の収入で考えて限度額一杯ローンを組んで、

毎月何とか住宅ローンを払うような生活をしていると

まったく貯金や資産運用ができません。

 

そこで、もしも収入が減るような事態が起きれば、一気に家計は赤字です。

 

「収入なんてそんな減らないでしょう」と考えている人は、

考えを改めましょう。

 

・共働きの妻が、うつで仕事が出来なくなった

・親の介護でどちらかが仕事を辞めなければいけなくなった

・コロナウイルスで、ボーナスがカットされた

・コロナウイルスで、会社が倒産して無職になった

・コロナウイルスで、リストラが起きてクビになった

・車で後ろから追突されて、働けなくなった

 

どれも実際に今現在起きていることです。

 

なので、

「いくらなら安定して払っていけるか?」

という基準で、借入額を決めてください。

 

借入額は住宅ローンシュミレーションで計算できます。

 

楽天銀行の住宅ローンシュミレーション

https://www.rakuten-bank.co.jp/home-loan/simulation/

 

シュミレーションで、

60歳までに完済できる期間

月々安定して払える金額

で設定し、計算してみてください。

 

そこで出た借り入れ金額と自己資金を合わせたものが住宅購入資金です。

 

この住宅購入資金で購入できる家を買ってください!

 

まず家から選んではいけません。

 

お金を設定して、その範囲の家を買いましょう。

 

それで理想の家を購入できないのなら、それは

身の丈に合っていません。

 

もう少し支出を減らす努力をするか、副業も考慮して収入を増やしましょう。

 

 

なので2つ目の知っておいて欲しい事は

限度額ではなく、「安定して払える身の丈に合った返済プラン 」を考えてください。

 

退職金で一括で返すはやめましょう

 

住宅ローンの返済プランとして

「定年を迎えたら退職金で返せます」

と言われることがありますが、

 

絶対にお勧めしません。

 

2つ理由があります。

 

1つめは、確実にもらえるお金ではないからです。

今現在定年を迎えている人が、2000万円もらっているからといって

私たちも2000万円もらえるという保証はありません。

 

会社の業績によっていくらでも変動する可能性があります。

倒産することもあるかもしれません。

 

そんな不確定な物を頼りに高額な住宅ローンを組むのはリスクが高すぎます。

 

2つ目に

老後の資金が無くなってしまうからです。

 

もし仮に退職金2000万円が貰えるとして、住宅ローン返済に充ててしまったら

老後の生活費はどうしますか?

 

老後2000万円問題が話題となったように、

年金だけで暮らすというのは、難しい時代になります。

 

詳しくはこちらの記事もご覧になってみてください。

老後資金はいくらあれば良いのか?

 

なので、退職金は老後資金に取っておくのがおすすめです。

 

知っておいて欲しいこと3つ目は

退職金をあてにしない!という事です。

 

まとめ

 

・安易にフラット35にせず、なるべく60歳までに完済を目指す

・借入額は限度額ではなく、「安定して払える額」にする

・退職金は老後の生活費に充てる為、あてにしない!

 

以上をふまえた上で、住宅購入を検討していってみてください。

 

もしも「これじゃ理想の家が建てられない」と思った方は、

なにかしら収入を増やしたり、支出を減らす努力をしていきましょう!

 

何か目標があればきっと頑張れますよ!

 

以上参考になれば嬉しいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

今日も笑顔で行きましょう!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA