コミュニケーション力をグンと上げる傾聴について
皆さんこんにちは!
本日は、コミュニケーション力について書きます。
皆さんはコミュニケーション力に自信はありますか?
私は若手の頃、非常に苦手でした・・・
理学療法士という仕事柄、患者さんとコミュニケーションをとる機会は多いのですが、
そもそも会話にならずに、黙々と理学療法をする事も多かったです。
「何か怖い人だよね」何ていうのも良く言われました。
このままじゃマズいと思い、コミュニケーションに関する本を沢山読んで勉強し、
今では自信を持って、患者さんとコミュニケーションを取れるようになりました。
今回は、コミュニケーション技術の中でも絶対に出来るようになってほしい、
傾聴
の技術について書きます。
上手く傾聴するためのポイントは
➀自分の話に切り替えない
➁評論家にならない
➂要約してオウム返しする
です。
順に説明します。
目次
➀自分の話に切り替えない
傾聴は、相手の話を聴く技術です。
良くやってしまう間違いとして、
相手の話を聞いていたはずなのに、いつのまにか自分が話してしまっている
というのがあります。
例えば、友達が
「この間彼氏がデートの待ち合わせに30分も遅刻してきたんだよね」
と話しかけてきたのに対して
「30分なんてまだましだよ~ 私なんてこのあいだね~」
といった感じです。
基本的にコミュニケーションは聴き手の方が疲れるため、
どうしてもどこかで自分の話がしたくなります。
しかしそこはグッと我慢して、徹底して相手の話を聴きます。
ずっと自分の話をちゃんと聴いてくれる人は、話していて気持ちいいですよね。
まず、大前提として、いつの間にか自分の話にならないように注意しましょう
➁評論家にならない
男性でよくやってしまいがちな間違いとして、
相手がしてきた話に自分の考えをすぐに返してしまう
という事があります。
例えば、彼女から
「仕事で上司にこんなキツイ事言われて~ほんと辛くて、職場で泣きそうになった・・」
なんて話をされた時にすぐさま
「パワハラで訴えた方がいい!明日からボイスレコーダーを胸ポケットに入れていこう」
と自分が考える解決策や
「この間部下の心構え100選って記事読んだんだけど、~するといいらしいよ」
と自分の学んだ知識を
まるで評論家のように披露してしまう感じです。
結構、「相談があるんだけど」や「聞いてよ~」といった話は、
ただ話を聞いて欲しい!
という場合が多いです。
せめて、相手が一通り喋り終わって、「どうすればいいと思う?」と聞いてきてから自分の考えを言ってみましょう。
③要約してオウム返しする
話を聴いているつもりでも、
「ちょっと聴いているの?!」と怒られてしまうことがあります。
本当に話を聴いていなかった場合もありますが、聴いていたのにそれが相手に伝わらなかったという事もあります。
相手に「ちゃんとあなたの話を聴いていますよ」と伝わるためにおすすめなのが、
要約してオウム返しする
です。
相手が話した内容を自分の頭で一度要約して、同じ内容のまま相手に返します。
例えば、
「この間、彼氏がデートの待ち合わせに30分も遅れて、遅れてきたからごめんねぐらい言うかと思ったら、じゃあ行こうかみたいな感じでそのまま行ったの。ありえなくない?いつも遅刻してきて、そのたびに私が我慢しているのよ・・」
という話があった場合
「彼氏、時間にルーズなんだね。ごめんねぐらい言って欲しいよね」
と返します。
相手がそうそう!と言ってくれたらうまく言った証拠です。
これのいい所は、
オウム返しするためには相手の話をきちんと聴いていないといけない為、
真剣に耳を傾けるようになることです。
慣れるまで難しいですが、ぜひ実践してみてください。
おそらく、傾聴は私を含め、男性の方が圧倒的に苦手です。
日々のコミュニケーションから意識して練習していきましょう
参考書籍を載せておきますので、是非読んでみてください。
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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日も気を付けて頑張りましょう!