感情的になる人の対処法
皆さんこんにちは!
今回は、感情的にある人の対処法について書きたいと思います。
・身近に感情的な人がいて困っている
・感情的に言われると、どうしてもYesと言ってしまう
という方にお勧めの内容となっています。
皆さんの周りに
感情を武器にして、さまざまな要求を通してくる方
いらっしゃいますか?
おそらく沢山いますよね?
「いいからやれ!」と怒りの感情で考えを通してくる人
「お願いだから言うこと聞いて」と泣きながら訴えてくる人
「別れたら死ぬから」と脅迫をしてくる人
とにかく沢山いますよね。
実は僕、一時期こういった「感情を武器にしてくる人」を患者さんとしてたくさん見ることがありました。
それは偶然としか言いようがありませんが、
病棟から「あの人は困る」といった評判がたつ人ばかりをとにかく担当していました。
今では、そういった「性格に難あり」という患者さん=僕
みたいなイメージがついてしまいました(笑)
そんな僕なりの
「感情を武器にしてくる人たち」への対処法について
紹介していきたいと思います。
目次
➀とにかく逃げる
感情を武器にしてくる人に出会った時の一番の対処法は
とにかく逃げる
です。
「あっこの人はそういう人だ」
と思った瞬間に関わるのを辞めましょう。
例え上司であっても、恋人であっても
迷わず逃げましょう!
出ないとあなたの人生がめちゃくちゃになります。
間違っても「関係を深くしてはいけません」
感情を振りかざしてくる上司に認められでもしたら、それこそ大変です。
「あいつなら言うこと聞いてくれる」
といった感じで、事あるごとに頼ってくるでしょう。
一度は、事を納めるために「わかりました」という事を聞いたとしても
次にそうゆう事があれば、絶対に断りましょう!
なるべく目の届かないところにいく
その人が来たら、離れる
といった具合に、「あっ避けられているな」と相手が分かるほどで構いません。
そうすれば、あなたに頼むことを辞めてくれるはずです。
勇気がいるかもしれませんが、
最初が肝心です。
もし恋人が自分の意見を通すために
泣き叫んだり
怒鳴り散らしたり
暴力を振るってきたり
したら、その日に「そういう感情的になる人とは無理」といって逃げましょう。
最悪1度は許しても2度はありません。
数回許してしまったら、もう終わりです。
完全に相手はあなたを舐めてます
事あるごとに感情を振りかざして、自分の要求を飲むように迫ってくるでしょう。
まずは逃げる。
これが一番確実な対処法です。
➁傾聴して消去する
そうは言っても、なかなかきっぱりと関係は断てないものです。
とくに僕で言う担当患者さんのように、
仕事のお客さんだったら、逃げだすわけにもいきません。
そういった場合には、
傾聴して消去する
のが効果的です。
まずは傾聴。
傾聴しないと「私の話聞いてないでしょ!!!」といって益々ヒートアップする恐れがあります。
だからまずは聴く。
傾聴のコツとしては、
相手の話の内容を整理してオウム返しする
ことです。
「この間、職場の人に睨まれてすごい辛い思いしたんです。なんか私もうあの職場の仲間じゃないって感じがして、辞めようかなって思っても、辞めたら他の人が大変だろうし私も仕事探さなければいけないからどうしようかと思って・・・」
という話に対して
「職場で仲間外れにされているような感じがして、嫌な思いをされたんですね。
辞めようと思っても残った人とか転職活動の大変さを考えると辞めるにやめれないですね」
と返す。
これがオウム返しです。
傾聴のテクニックについては、
こちらの記事をご覧になってみてください。
そして「消去」する
消去のポイントは、
➀話は広げない。
先ほどの「仕事を辞めようかな」という話であれば「睨まれたってどんなかんじで?」といった感じで
話を広げないほうがいいです。
ネガティブな話題を広げて行ってしまうと、本人もどんどんネガティブな方に進んでいきます。
これを負の強化といいます。
「私が辛いと言えば、この人は心配してくれる」と思ってしまうと、
言っている本人もなかなか負の感情から抜け出すことが出来なくなってしまいます。
だから「消去」する。
先ほどのオウム返しをした後は、何も言わない。
「大変だったね」くらいはいいですが、そこで終わり。
本人が話足りない場合は、自分でまた話し出すので、それをまたオウム返しする。
それの繰り返しです。
「やっぱり転職してみたら?」「くよくよしないで元気出していこう」と
無理にポジティブに持って行くのもあまり効果的ではないことが多いです。
話しているうちに「なんでこんなにアドバイスしてんのに聞かないんだよ!」と
こちらがイライラしてきますので、とにかくオウム返ししましょう。
➁対処はしない
先ほどの「仕事やめようかな」という話を聴いて「じゃあどこか良い職場ないか探してみるよ」と
何かしらの対処をしてはいけません。
こちらが動くことで、相手はどんどんあなたに依存してきます。
もし、何かしらのサポートをその人にしてあげたいと思ったら
「何か手伝えることがあったら言ってね」とだけ言いましょう。
そしてあくまで本人がやることをサポートするという立場は守ります。
代わりにやってあげてはだめです。
「言われなくてもやれ」「言わなくてもわかるだろ」なんて言葉はよくパワハラをする上司が口にしますが、
言われなくてもやるようになってしまったら、終わりです。
もうその人の奴隷です。
「こいつに期待してもしょうがない」と思わせられれば、もう頼んできません。
基本的には相手の気持ちを察して動けた方が開いても喜びますし、評価も高まりますが、
この人とは付き合いたくないという人に関しては、
「言われなければ動かない」
「言われても内容が酷ければ聞かない」
を徹底しましょう。
もしもきっぱりと断れない場合は、黙秘しましょう。
沈黙を恐れずにとにかく黙秘。
そのあいだいくら怒鳴られようが、泣かれようが
とにかく黙る。
殴ってきたり、包丁取り出してくるようなら
親か警察を呼びましょう。
自殺するとわめくなら
後日、精神科に行きましょう。
あなたが対処する問題ではありません。
もしも
「いいからやっとけよ」といって相手が去っていったとしても
やらずに放置
やってあげてはいけません。
ここは本当に肝心です。
僕も経験あるので難しいのは分かりますが、なんとか頑張ってください。
相手を変えるにはまずは自分からです。
まとめ
・感情を武器にする人に出会ったらまず逃げる
・逃げられない場合は、傾聴して消去する
・「使えるやつだな」と思われたら終わり、
あえて「使えないやつ」を演じよう
・要求を拒否できないなら「黙る」「やらずに放置」
以上参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日も皆さんが大好きな人の為に頑張りましょう!