円安 円高をわかりやすく解説
皆さんこんにちは!
今回は円安 円高についてわかりやすく解説します。
円安・円高を理解しておくと
・海外旅行に行った際に買い物に役立つ
・今後投資を考えている人は、外国株を購入する際の為替リスクについて理解できる
・輸入企業と輸出企業のどちらかが強くなるなどがわかる
・ニュースが理解しやすくなる
・試験によく出るので覚えておくと役に立つ
などのメリットがあります。
私もそうでしたが、
「1ドル100円から90円になったら円安だっけ?円高だっけ?」
とパッと出てこない方は今のうちに理解しておきましょう!
今回の内容はこちらです。お時間のない方はまとめだけでも読んでみてください。
目次
円高 円安の覚え方
世界の通貨価値は、ドルを基準としています。
なのでニュースでも
1ドル=102円で推移しています
というのが流れますよね。
これは、
1ドルを購入するのには102円かかります。
という意味になります。
それを基に考えると
1ドル=100円 1ドルを購入するのに100円かかる
1ドル=200円 1ドルを購入するのに200円かかる
どちらの方が、円を持っている日本人はお得だと思いますか?
答えは、
1ドル=100円の方がお得ですよね。
もしも海外旅行でハワイに行きたいとなり、10万円をドルに変えようとなった場合
1ドル=100円であれば
10万円は、1,000ドルになります。
1ドル=200円であれば
10万円は、500ドルにしかなりません。
このように1ドル=100円の状態から1ドル=200円となった状態は、
円の価値が下がった状態 つまり
円安になった
とうことになります。
100円から200円に数字上は上がっているので、円高と勘違いしそうになりますが、
数字ではなく円の価値が高くなったか安くなったで考えます。
もしも、よくわからなかったなという方は、
1ドル=〇〇円の〇〇部分が安くなったら円高で海外旅行がお得!
とだけ覚えておいてください。
円安はその逆で、〇〇が高くなった状態で、海外旅行は不利になります。
片方覚えておけば、大丈夫です!
円安 円高になると何が変わる?
じゃあ円高になった方が日本にとってはいいんじゃない?
と思う方もいらっしゃると思いますが、そうとも限りません。
なぜなら円高になると日本の製品が売れにくくなるからです。
どうゆうことか?
例えば、車で例えましょう。
アメリカ製の車 値段:1万ドル
日本製の車 値段:100万円
があったとします。
1ドル=100円であれば、
アメリカ製の車は、100万円の値段になりますが
1ドル=50円であれば
50万円に値下がりします。
その場合、円をもっている日本人はお得なため、アメリカ車を購入したくなりますよね。
対してドルをもっているアメリカ人の立場からみると
1ドル=100円の時は
100万円の日本車は1万ドルで購入できたのが
1ドル=50円になると
2万ドルに値上がりします。
これでは、アメリカ人にとっては不利なので、
「日本車を購入するのはやめよう」
という流れになります。
このように、円の価値が高まった状態では、日本の製品が売れなくなるので
輸出産業がダメージを受けます。
こちらも難しいひとは、
円高になると海外の物を買いたい。けど日本の物は売れない。
とだけ覚えておいてください。
円安 円高はどうやって変動する?
円やドルの価値は基本的に
需要があるかないか?で決まります。
みんなが円が欲しいとなれば、円高になり
ドルが欲しいとなれば、円安・ドル高になります。
私は最初、
お金の需要って?とピンと来ませんでしたが、
影響を与える一つに景気があります。
日本の景気が良い、日本の企業の業績が良い場合は、その企業の株を購入したいと思う人が増えます。
そうなると、日本の株を買うために海外の人は自分の通貨を円に換える必要があるので、
円の需要が高まります。
他にも日本の金利が高まれば、円を持っていた方がお金が増えるので円の需要が増えます。
実際には単純な物ではないようですが、こちらも
日本の景気がよい=円高
日本の金利が高い=円高
と簡単に覚えておきましょう。
まとめ
・1ドル=〇〇円の〇〇部分が安くなったら円高で海外旅行がお得!
・円高になると、海外の物は買いたい!けど日本の物は売れない・・・
・円高 円安は通貨の需要によって変動する
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日も事故に気をつけて行きましょう