仕事の報酬とは何か?

皆さんこんにちは!

 

本日は、仕事の報酬について書きたいと思います。

 

突然ですが皆さん、

 

田坂広志さんってご存知ですか?

 

もし知らないようでしたら、一度Youtubeの動画をご覧になってみてください。

 

 

何て言うんでしょう。

 

まず非常にパワフル!

動画の2018年時点で67歳ですが、非常に力強い言葉で語ってくれます。

 

内容としては、宗教的であったり精神論と感じる人もいらっしゃる内容だとは思いますが、

非常に具体的。

 

ご自身の豊富な経験を基に見事に言語化されています

 

本当に凄みを感じる公演ですので是非見てみてください。

 

 

今回は、そんな田坂広志さん著

仕事の報酬とは何か 人間成長をめざして (PHP文庫)

に書かれている仕事の報酬について紹介したいと思います。

 

非常に濃い内容で書かれていますので、記事ではざっくりと紹介しましが、

是非一度、書籍も読んでみてください。

 

それでは参りましょう!

 

目次

仕事の報酬とは何か?

 

「仕事の報酬って何だと思いますか?」

と聞かれたらなんて答えますか?

 

きっと多くの人が

「それは給料でしょ」

と答えると思います。

 

そりゃそうですよね。

僕も含めた多くの人は、

給料が無ければ生きていけない、だから働きます

 

また、

一生懸命働けば、上司にも認められて出世し

地位が向上する

地位が向上すれば給料が上がるだけでなく、周りからも尊敬される

 

これもまた仕事で得られる報酬の一つだと思います。

 

しかしこれらを田坂さんは、

「本当に大切な報酬ではない」

といいます。

 

本当に大切な報酬とは

目に見えない報酬

 

給料や地位といった物は目に見える報酬であり、

それももちろん大切であるが、

それらとは決して比較することができない大切な報酬

 

それが目に見えない報酬です。

 

目に見えない報酬とは

 

➀「能力」

 

一生懸命仕事をすると、職業人としての「能力」が身に付く。

良い仕事を残そうとする努力を通じて、職業人としての「能力」が磨かれる。

そのことは、まぎれもなく、「仕事の報酬」です。

(田坂広志 著 「仕事の報酬とは何か 人間成長をめざして」 PHP文庫 P13より)

 

➁「仕事」

 

一生懸命仕事をすると、良い「仕事」を残すことができる。

職業人としての能力を磨くことによって、優れた「仕事」を残すことができる。

それもまた、素晴らしい「仕事の報酬」です。

(田坂広志 著 「仕事の報酬とは何か 人間成長をめざして」 PHP文庫 P14より)

 

➂「成長」

 

一生懸命仕事をすると、人間として「成長」できる。

仕事の困難と悪戦苦闘し、仕事の仲間と切磋琢磨することによって、

一人の人間として「成長」していくことができる。

それは、ある意味で、「最高の報酬」です。

(田坂広志 著 「仕事の報酬とは何か 人間成長をめざして」 PHP文庫 P14より)

の3つです。

 

よって、

「給料が低い」「出世できない」ということに目を向けるよりも

 

「能力は上がっているか?」

「良い仕事は出来ているか?」

「人間として成長できているか?」

という事に目を向けましょう。

 

それだけで、これから歩む道が分かれていきますよ!

 

ただの精神論じゃない?

 

ここからは私の考えですが

 

ここまで読んでいただいた皆さん

「これただの精神論じゃない?」

と思った方も多いのではないでしょうか?

 

恥ずかしながら、私も最初はそう思いました・・・(すみません)

 

「いや、私も給料だけが大切だと思っていないよ」

と。

 

しかし、

多くの場合、仕事の不満って

「給料」や「地位」

に対する事じゃないですか?

 

「こんなに頑張っているのに給料が上がらない」

「なんであんな奴が俺の上司なんだ」

 

振り返ってみると、無意識に

「目に見える報酬」をつい求めてしまっている。

 

僕はそうなっていることに気が付きました。

 

知っている事と出来ることは違う。

出来ることと、実践している事は違う。

 

僕は、「給料がすべてではない」と思いながら

実際は「給料や地位」を自然と求めていた

 

それに最近気が付きました。

 

そういうと

「いや、給料を無視したら都合よく使われるだけ」

「社畜になる」

「搾取される」

といった声も出てきそうですが、

 

それでも仕事の報酬として求めるべきなのは、

「能力」「仕事」「成長」といった目に見えないものである

と今なら考えることができます。

 

それは何故か?

 

アドラーの考え方の一つに

「課題の分離」

というものがあります。

 

この考えで考えると

「良い給料を与える」

「地位を与える」

といったものは、会社や上司の課題であることが分かります。

 

なぜなら、

もしも優秀な業績を残し、優秀な能力によって会社にとって替えが聞かない貴重な人材を他の会社に取られてしまった場合、

その責任は会社や上司が負う事になります。

 

アドラーの考えでは、「誰の課題か?」というのを考える際

「それによって責任を負うのは誰か?」で考えていくので、

会社や上司の課題であると言えます。

 

 

だから、我々にできることは常に

腕を磨き、良い仕事をし、人間的に成長していく

これしかないんです。

 

その結果として認められれば、給料や地位といった物はあとから与えられるし、

認められなければ、認めてくれる会社を探す。

 

これしかないと思うんです。

 

なので、

「会社の為に、給料なんて考えずに働け」

ではなく

「常に自分の成長の為」

と思って仕事をする。

 

これだけで、仕事に対する意識ががらりと変わります。

 

 

なのでぜひ皆さん

 

この目に見えない3つの報酬求めていくという

覚悟を定めましょう。

 

きっと人生が開けてくるはずです!

僕はそう思って頑張ります!

 

まとめ

 

仕事の報酬とは、給料や地位といった目に見えるものだけでない。

本当の報酬とは、目に見えないものである。

 

目に見えない報酬とは

➀能力

➁仕事

➂成長

である。

 

この3つの報酬を求めていくという覚悟を定めよう!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

今日も事故に気を付けて行きましょう!

 

 

 

 

 

 

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA