叱ると怒るの違い そして悪い事なのか?
皆さんこんにちは!
今回は、叱ると怒るについて書いていきます。
この記事を読んでいただくと、
・どんな時に子供を叱っていいかが分かる
・怒ってしまった時に気持ちが楽になる
・素直に謝ることが出来る
と思います。
それでは参りましょう!
目次
叱ると怒るの違いについて
結論から申し上げると、
叱るは、相手を指導すること。
怒るは、怒りの感情をぶつけること
です。
叱るは、動詞ですが、怒るは状態に近いとも言えます。
この叱ると怒るの違いは、たびたび紹介されており
怒るのではなく叱りましょうというようなイメージが強いのではないのでしょうか?
確かに、怒るというのは自分の感情であり、それをぶつけられた方は嫌な気持ちになります。
一方、叱るというのは、
相手の事を思っての行動であり、
子供であれば、将来しっかりとして大人になって欲しいという親の思いから行う事なので
怒るのではなくしっかりと叱りましょう。
そんな事を聞いたことあると思います。
一方で、
「これからは叱るのではなく、褒めましょう」
というようなことも最近言われており、
「じゃあどうすればいいの?!!!」
と思いませんか?
僕は思ってました。
色々と本を読んだり、実際に子育てをしていった経験から考えて
僕は
叱る・怒るが悪いわけではなく、場面場面に応じて使い分けることが大切
その場面をしっかりと決めておくことが大切
という考えに至りました。
では、
叱るが適している場面、
怒るが適している場面とはどういう時なのでしょうか?
叱るのが良い場面
叱るのが適している場面は
➀危険が及ぶ行動をしたとき
➁道徳に反する行動をしたとき
の2つです。
➀は
例えば、道路で遊んでいる場合やコンロで火をつけようとしたりした場合です。
この場合は「危ないよ!」としっかり叱るべきです。
失敗したとしても軽いけがで済む程度と判断できる場合でしたら、
見守ることも大事ですが、
取り返しのつかない大けがになる危険があるものに関しては、
「危ないよ!」と叱って、子供にしっかりと認識させる必要があると思います。
➁は
例えば、嘘をついた、叩いた、約束を破ったなどです。
道徳に関しては個人の価値観によるものが大きいので、難しいところですが、
自分の子供が「こうなって欲しくないと思う事をしたとき」と考えてよいと思います。
僕は、自分の子供が
叩いたりといった暴力や、あえてきつい言葉を言う言葉の暴力をする子には
絶対になって欲しくないので、
叩いたりとか、汚い言葉を使った時にはしっかりと叱るようにしています。
あとは約束を守らない時にも叱っていますね。
あとはなるべく叱らないようにしています。
叱る場面はご家庭それぞれだと思うのですが、
叱る場面はなるべく少なくしましょう!
沢山叱られすぎて、気持ちが暗くなるという事もあるのですが、
叱られるのに慣れてしまって、叱る効果が少なくなるという危険もあります。
是非、ご家庭で話し合って
「これをした場合は叱ろう」という場面を決めておきましょう。
怒ったほうが良い場面
先ほども述べたように、怒るというのはどうしてもネガティブな印象が多く、
「怒った方が良い場面てあるのか?」
と思いますよね。
僕も以前は「怒ってはだめだ」と自分に言い聞かせていました。
確かにアンガーマネジメントという技法もあるほど
「怒る」という事が様々な問題を引き起こすのは皆さん周知のとおりだと思います。
ですけど
やっぱり怒っちゃうじゃないですか?(汗)
仕事で嫌な事もあって帰ってきたら、子供が大声で泣いている。
「どうしたの?」と聞いたら、どうやら兄妹でおもちゃの取り合いをしている。
「順番こでやったら」と言っても、「いやだいやだ」とお互い泣き叫ぶ・・・
「うるさーーーーい!!!」
ってなることありますよね?
僕も、こうして子育てについてブログで書いたりしていますが、
結構、怒っています。
確かに怒りに任せて子供を責めることはやってはいけません。
さらに叩いたりしたら、もっとダメです。
じゃあどうすれば?我慢するしかないの?
ひとつ良い方法があります。
それは
「お父ちゃんは今すごくイライラしています」
と伝えることです。
人間だれしも感情が生じるのは当たり前です。
それを子供にぶつけてしまうから、ダメなんです。
「お父ちゃんは今日、仕事でも嫌な事があってとても疲れて、イライラしています」
は、自分の感情の状態を通知しているだけであって、
こどもにぶつけて、責めているわけではありません。
なので、
どうしてもイライラしてキレそうになった時は、
「私は今すごくイライラしている」と伝えましょう。
そうすると、「やばい・・・」と思って、
2人で協力して「お父ちゃんが怒る前になんとかしよう」となることもあります。
これ本当に良いのか?とも思いましたが、
竹内エリカさん 著 「女の子の一生を決める0歳から6歳までの育て方」 KADOKAWA
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には
子供のわがままにイライラしているときは、
「うるさい!」と怒鳴りたいところでしょうが、
「ママは今すごくイライラした気持ちなの」と感情を説明してあげてください。
そうすると、
お母さんはこんな事すると嫌だと思うんだなと理解してくれるようになります。
中略
自分のした行為によって他人が不快に思うことがあるのだということを理解していくのです。
(竹内エリカ 著 「女の子の一生を決める0歳から6歳までの育て方」 KADOKAWA P124~125より)
と書かれていました。
なんか救われる気持ちです。
確かにそう考えると
叱るという行為は、親が子供に対してという
上から下に行う行為でありますが、
ケンカはお互い対等な関係です。
そう考えれば、怒るよりも叱るべきだというのが必ずしも良いとは言えないかもしれません。
よって、なるべくは怒らないほうが良いかもしれませんが
どうしても怒りそうなときは
「今、イライラしている」
と説明してみましょう。
まとめ
・叱るは指導する行為、怒るは感情
・叱るべき時を事前に決めておきましょう
子供に危険が及びそうなとき
道徳に反する時 など
・叱る場面が多いと、叱る効果がなくなる
・なるべく怒らないほうが良いが、どうしても怒りそうなときは
「今、すごくイライラしている」と伝えましょう
子育てって本当に大変ですよね
皆さんお疲れ様です。
先ほどの参考書籍、男の子のもありますので、よろしかったら読んでみてください
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日も子供に愛情をいっぱい注ぎましょう!