実録!あおり運転! そこから何を学んだか
皆さんこんにちは!
今日はあおり運転について書きます。
僕は以前、あおり運転をされて警察を呼ぶ事態になったことがあります。
正直めちゃめちゃ怖くて、足が震えました。
その経験を基に、
被害を受けたら絶対にやってはいけない事
を書いていきたいと思います。
特に車を運転される方は役に立つと思いますので、是非読んでいただければと思います。
目次
実録!あおり運転
ある日の仕事の帰り道でした。
混雑を避けるために使っている狭い道路を走っていた僕は、交差点に差し掛かりました。
狭い道路であるため、信号はありません。
左右に車がこないことを目視し、交差点を直進すると、真正面から猛スピードで交差点に進入し、
右折してくる車と衝突しそうになりました。
車は僕の後方を通り過ぎたので、明らかに向こうの方が後に交差点に進入してきたのは明らかでした。
「あぶなかった~」と思っていると、
右折した車が今度はUターンして、僕の車を追いかけてきました。
めちゃくちゃパッシングをし、窓から顔を出して
「こるぁー!!! とまれやー!!!」
と大声で叫んでいました。
数百メートル走行した後で信号に捕まってしまい、僕が車を停車すると
男が一人車から降りてきました。
「うわ!やばい!」と思った僕はすぐにドアの鍵をかけました。
男は僕の車を猛烈にノックして、
「あぶねーだろうが!!! あそこ一時停止だろうが!!!」
と言ってきました。
「あれ?あそこ一時停止じゃないよな? 一方通行なだけだよな」
とは思いつつちょっと自信がなかったのと、謝って済めばいいかと思い、
「すみません」とひとまず謝りました。
しかし、
「車から降りて謝れや!」
と再度怒鳴ってきたので、
「ああ、これは警察呼ぶしかないな」と思いました。
男は僕の車の前方に立ち、何やらスマホで話しています。
僕はスマホで110番通報し、警察から
「絶対に車からは出ないで、待っててください」と指示を受けました。
待っている間、男は僕の車のナンバーや僕をスマホで撮影していました。
やがて、パトカーが来ると、2人の警官が男の方に向かってきました。
「よかった、逮捕してくれるのかな」と思いましたが、
どうやら男の方も警察を呼んだらしく、男の話を車から少し離れた所で聞いていました。
そこから数分経過した後に、もう一台のパトカーが到着し、僕のところに来ました。
僕は一通りの事情を話し、再度車の中で待機ということになりました。
「あー良かった。これで解決」と少し安心しましたが、
その後、男の話を聴いていた警察官が僕の車に来て、
警察「何か君が、一時停止無視したから急ブレーキかけたといっているけど」
僕「あそこ一時停止じゃなかったと思うんですけど」
警官「あ、そうなの?」
「まあ、子供も乗っているみたいで、子供のジュースがこぼれて服が汚れたんだって」
「それでも車から降りてこないから納得いかないって感じだったから、
私と一緒に一度誤ってもらってもいいですか?」
えーーーー まじかよ・・・
あいつに会うの???
てか俺が謝んの???
という気持ちで一杯でしたが、
「まあ謝って済むならいいか」
という気持ちで、車から降りて、警官と一緒に男のところに向かいました。
男のところに着くと、男は
ザ!定番!と言わんばかりのメンチを切ってきて
「おう なんだコラ」と言ってきました。
それには少し笑いそうになりましたが、
「危ない運転になってすみませんでした」と僕は言いました。
男「ふざけんな!納得いかねえ!」
えーーーー!!!話と違うじゃん!!!
その男の理論だと
警官に囲まれながら謝られても納得がいかない
お前は守られている
俺はあおり運転ではない!殴らないように警察を呼んだ
子供を危険な目に合わせておいてそれで済むか?
俺が納得するようにお前が思う謝罪の形をしろ!
との事。
謝罪の形とは?と聞くと
「それは自分で考えろ!」との事。
この男どうやら、たびたび警察にお世話になっているらしく、
警察の中で良く知られている存在の様子。
なので、実際に金銭を要求すると恐喝罪になるという事も知っているため、
金を出せ!とは言いませんでした。
その後も
男として情けなくねえのか?コラ
キョロキョロしやがって薬でもやってんのか?コラ
お前みたいなやつが一番嫌いだコラ
とやたら語尾に『コラ』がついた罵声を浴びせられ、
挙句には、
「お前の家と会社調べて行ってやるよ」
「俺の子供がうけた恐怖と同じようにしてやる」
とまで言い出しました。
「えっ? これはさすがに恐喝じゃない?」
と思い警察の方を見ますが、
「まあちょっとちょっと」
というだけで終わり。
これを聞いたときに、
「もし本当に家に来て、家族が襲われたらどうしよう・・・」
と本気で考えました。
車のナンバーだけでは、住所などは調べられないですが、
待ち伏せされてついてこられたら?
と考えると恐怖で一杯になりました。
今思えば、
「子どもが受けた恐怖ってジュースがかかった事?うちの家族にもジュースかけるの?」
と笑えるんですが、その時はとにかく怖かった。
その後、
男「2人きりで話しさせろ」
僕「嫌です」
というやり取りを何回か繰り返した後に
警察官がすぐに行ける位置で二人で話すことになりました。
2人きりになったら、なぜかいきなり態度が優しくなり
スマホの写真を消して、男の子供に謝って、
ようやく終了しました。
終わった後は、とにかく安堵しましたが、しばらく手と足が震えていました。
あおり運転の対策と学んだこと
➀常にどうすれば車のドア全てにロックがかかるか確認しておく。
僕の車は運転席のドアをロックすれば自動ですべてのドアにロックがかかるので、大丈夫でしたが、
あおり運転をうけるとパニックになるので、今のうちに確認しておいた方が良さそうです。
➁絶対にドアから出ない事、すみやかに警察に連絡すること。
車からは絶対に降りてはいけません。今回の件で僕が下りていたらおそらく金銭を要求されていたと思います。
殴られたりするかもしれません。
とにかく何て言われようが警察が来るまでは外に出てはいけません。
そして速やかに警察を呼びましょう。
僕の今回の反省点として、男よりも警察を呼ぶタイミングが遅れたということがあります。
➂絶対にケンカにならないこと
僕は弱いので終始ビビっていましたが、もしも格闘技を習っていたりで自信があるかたも
絶対にケンカしないほうが良いです。
なぜなら逆恨みが怖いからです。
その場は、相手を倒したり、論破して警察に突き出すことが出来ても、
「覚えてろよ・・・」
と恨みを持たれてしまうと後が厄介だと思います。
それこそ待ち伏せされて、家を特定されるかもしれません。
過剰に謝ったり、金銭を渡してしまうのはダメですが、
なるべく相手に遺恨を残さないようにしたほうが良いと思いました。
もう話が通じる相手ではないんですよ・・・
まとめ
・車からは絶対に出ない!
・全ドアをロックするボタンを確認しておこう
・すぐに警察を呼ぶ
・立ち向かわない!相手にしない!
以上参考になったら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日も楽しく行きましょう!