気を付けたい!知らぬ間に相手を傷つけてしまう言葉

皆さんこんにちは!

 

今日は、気を付けないと知らぬ間に相手を傷つけてしまう言葉について書きます。

 

結論から言うとそれは、

 

目次

「なんで?」

 

です。

 

なぜ?は、

5W1H

Who (だれが?)

When (いつ?)

Where (どこで?)

What (何を?)

Why (なぜ?)

How  (どのようにして?)

の一つとして、皆さんも良く使う言葉だと思います。

 

では

➀ どうして「なぜ?」が相手を傷つけてしまうのか?

➁ じゃあ何て言えばいいのか?

について書いていきたいと思います。

 

どうして「なぜ?」が相手を傷つけてしまうのか?

 

結論から言うと

「なぜ?」には、相手を攻めるニュアンスが含まれているからです。

 

わかりやすい例で言えば、

何か仕事でミスをしてしまった時に

「何でミスをしてしまったんだ?」

と上司から言われたら、

 

「ああ、怒られているんだな・・・」

と感じる方がほとんどで、

 

「上司は私がミスをしてくれた原因を考えてくれてる!」

と考えられる人は、まずいないですよね?

 

このように、「なぜ?」は指導や叱責とセットになることが多いです。

 

そのせいか、

言った方は、別に攻めるつもりではない「なぜ?」に対しても

何となく攻められている感じがしてしまいます。

 

例えば、

仕事でトラブルがあり残業が長引いて、「今日は本当に疲れ果てたなぁ・・・」と帰宅した時、

待っていたパートナーに

「なんでこんなに遅くなったの?」

と聞かれたり

 

子どもがぐずって泣き叫んでて、家事もろくに出来なかった一日の時に、夫が帰宅して

「あれ何でご飯の用意できてないの?」

と聞かれたりすると

 

何だか悲しい気持ちになりませんか?

 

「なんでこんなに遅くなったの?(私は子供を一人で見て大変だったのよ!)

「なんでご飯まだ出来ていないの?(こっちはお腹すいているんだけど!)」と

実際には言われていない攻め言葉を感じ取ってしまうからだと思います。

 

もちろん聞いたほうは、攻めるつもりは全くなく、むしろ話を聴いてあげようと思っていたとしてもです。

 

言葉は基本的に受け取り方にもよるので、「ネガティブすぎだろ」と思う方もいるかもしれませんが、

もともと繊細な性格であったり、疲れていたりすると、どうしてもマイナスな方向に捉えがちです。

 

接する相手が特に繊細な人ほど、なぜ?を使う際は注意が必要です。

 

じゃあ何て言えばいいか?

 

まずは、「なぜ?」を

「何かあった?」に変えてみましょう!

 

先ほどの例で言えば

「なんでこんなに遅くなったの?」

⇛「こんなに遅くなって何かあったの?」

 

に変えるだけで不思議と印象が違います。

 

攻められている感じがまったくありません。

 

「そうなんだよ~聴いてよ~」

って感じで、心が休まります。

 

”遅くなった理由を聞く”という目的は、両方とも同じですが、聞き方ひとつでここまで違うのです。

 

指導する際には、「どうしたら?」を使うのも効果的です。

 

「なぜミスをしたんだ?」

⇛「どうしたら防げたかな?」

⇛「今後はどうしていこうか?」

 

「なんで牛乳こぼしたの?」

⇛「どうしたら次はこぼさないかな?」

 

といった感じです。

 

どうしたら?という質問は、現在・未来に向かう質問であり自然と前向きになります。

 

子どもが何か失敗するとついつい

なんで?と言ってしまいがちですが、

どうしたら出来るかな?と言ってみると良いと思います。

 

また、「なぜ?」を使う時も、なぜ?の対象が第3者であると印象が変わります。

 

「何で遅くなったの?」

⇛「なんであなたの会社は残業多いのかね?」

「なんでミスしたの?」

⇛「なんでミスが起きてしまったのだろう」

「なんで牛乳こぼしたの?」

⇛「なんで牛乳さんはこぼれてしまったのかな?」

これだけでも少し違います。

言葉って面白いですね。

 

まとめますと

・なぜ?は攻め言葉になりやすので注意

・代わりに「何かあった?」「どうしたら?」を使ってみよう。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

今日も頑張りましょーーーー!

 

 

 

 

 

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